新たに下記の論文が刊行されました。客員研究員として所属している関西大学東西学術研究所の紀要(第54輯)に掲載されました。

岡村心平 (2021). 山岳ガイドの身体性 : 「勘」の分析試論 関西大学東西学術研究所紀要 第54輯, p.201-221

本論文では、第一次南極観測隊・越冬隊のメンバーで、伝説の山岳ガイドでもあった佐伯富男という人物に焦点を当てています。風の流れから天候変化の予兆を読むことのできた彼の「勘」の鋭さ、あるいは豪雪地帯という過酷な状況下を生き抜くために体得された特異的な身体知について、ジェンドリン、インゴルド、荒川+ギンズを手がかりに考察しています。

外部リンク(関西大学学術リポジトリ)で全文公開されています。ご関心をお持ちの方はぜひご覧ください。

研究業績